サイバーセキュリティ
ペネトレーションテスト
社用コンピュータやスマートフォン、サーバーなどの社内ネットワークに対し、攻撃者が侵入可能かどうかを事前に診断するサービスです。侵入シナリオに応じてソーシャルエンジニアリングやブルートフォース攻撃などの通常の脆弱性診断では実施しない攻撃手法を組み合わせて侵入を試みるため、別名で侵入テストとも呼ばれます。 実際に個人情報の流出や不正アクセスが発生した場合、企業に対する著しい経済被害をもたらすため、SynXが事前にテストすることで、早期発見・早期対応することが可能となります。
サービス一覧
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脆弱性診断
攻撃者視点の網羅診断で、修正“優先度”まで提示Web/モバイル/デスクトップ/クラウド/ソースコード/IoT/ブロックチェーン/AI/ゲームまで網羅。再現手順と恒久対策、再診断まで伴走します。 -
ペネトレーションテスト
実攻撃シナリオで「本当に守れているか」を検証
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セキュリティコンサルティング
規程から実装まで“機能する”セキュリティを設計 -
セキュリティ教育支援
開発×運用の“現場”に効く、演習ベースの育成 -
SOCサービス
検知から対応まで“運用を回す”SOC
Vulnerability-Assessment
Service list
サービス一覧
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脆弱性診断
•Webアプリケーション診断
-WebSocket診断
-gRPC診断
-REST API診断
-GraphQL診断
•プラットフォーム診断(ネットワーク診断)
•スマホアプリ診断•デスクトップアプリ診断•クラウド設定診断
•ソースコード診断
•IoT診断•NFT
•ブロックチェーン診断(スマートコントラクト診断)
•AIセキュリティ診断(LLMセキュリティ診断)
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ペネトレーションテスト
•Webペネトレーションテスト
•ネットワークペネトレーションテスト
•IoTペネトレーショントレーションテスト
•ゲームペネトレーションテスト -
セキュリティコンサルティング
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セキュリティ教育支援
脆弱性診断の手法
弊社のホワイトハッカー(診断員)が、実際のハッカーと同じ条件下で、ソースコードなどの内部情報を閲覧せずに行う診断手法で、弊社が特に強みとしているアプローチです。ブラックボックス診断では、ハッカー本来の攻撃手法や攻撃における思考プロセスに基づいて脆弱性を洗い出すので、より本番環境に近い状況での診断が可能です。
ホワイトボックス診断
ソースコードを参照し、内部構造の情報に基づいて行う診断です。ホワイトボックス診断では、ブラックボックス診断では発見することが困難な脆弱性をソースコードレベルで発見することが可能です。
お見積りの流れと診断までにご用意いただくもの
O1 | お見積りに必要なもの
◆API仕様書
◆エンドポイント(パス)リスト◆画面遷移図
◆対象のサーバー数(※ネットワーク診断時)
※ブラックボックス診断とホワイトボックス診断両方のお見積りや、ご予算・納期に合わせたご提案も可能です。
O2 | 診断までにご用意いただくもの
◆診断環境
(診断対象のWebサービスのURL、アクセス権の付与等)
◆サーバーのグローバルIP(※ネットワーク診断時)
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Network diagnostics
ネットワーク診断
インターネットに公開されているサーバーや診断対象ネットワークに存在するネットワーク機器等に、既知の脆弱性や設定の不備等によるセキュリティ上の問題点がないか、ツールと手動診断(ブラックボックスの手法)にて診断します。
・クラウドサービスのサーバー
・オンプレミスのサーバー
・IoTデバイス
診断イメージ
診断フロー
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O1 | ネットワーク構成をヒアリング
ネットワークの全体像を理解し、診断対象範囲をご決定頂いた上で必要な工数を算出します。併せて、サーバー数を基にお見積りします。 -
O2 | ツールおよび手動での
ネットワーク診断ツールを使用し、既知の脆弱性の確認や設定不備、単純なセキュリティ対策の漏れ等を検出します。また、ツールでは検出できない脆弱性に関しては診断員の手動診断にて調査します。 -
O3 | 診断報告レポート提出
全体及び各脆弱性についてリスク評価し、発見した脆弱性の詳細をご報告します。また、それらによるリスクや推奨する対策方法についてもご説明します。 ※オプションプランとして、報告会や再診断についてもお客様のご要望に応じて対応します。
| 診断項目 |
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ホストのスキャン
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ポートスキャン
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TCP全ポートに対するポートスキャンにより、ホストの応答を確認します。 |
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実行中のサービスの検出
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・バナー情報などからソフトウェアバージョンを検知します。 ・バージョンに存在する脆弱性を調査します。 |
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SSL/TLSの脆弱性
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SSL/TLSプロトコルの調査
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検出された全てのソフトウェアにおいて、脆弱性が存在する SSL / TLS プロトコルをサポートしていないか診断します。 |
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SSL/TLS暗号スイートの調査
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検出された全てのソフトウェアにおいて、強度等に問題のある暗号化方式のサポートを確認します。 |
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ネットワークサービスの脆弱性
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DNSに関する調査
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・再帰問い合わせの可否を確認します。 ・DNSゾーン転送の可否を確認します。 |
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メールサーバに関する調査
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・メールサーバでの第三者中継の可否を確認します。 ・VRFYコマンド、EXPNコマンドの可否を確認します。 |
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FTPに関する調査
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Anonymousユーザの許可・権限を確認します。 |
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Windowsネットワークサービスに関する調査
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・インターネット経由でのアクセス可否を確認します。 ・システム・ユーザ情報の取得可否を確認します。 ・バナー情報などからソフトウェアバージョンを検知します。 |
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SNMPに関する調査
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・SNMPによるシステム情報の取得可否を確認します。 ・デフォルトコミュニティ名(public,private)による接続可否を確認します。 |
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SSHサーバに関する調査
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パスワード認証が許可されていないか確認します。 |
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データベースサーバに関する調査
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インターネット経由でのアクセス可否を確認します。 |
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認証に関わる脆弱性
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認証情報の平文での送信に関する調査
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検出された機器、およびソフトウェアにおいて認証情報が平文で送信されていないかを確認します。 |
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SSL/TLSの脆弱性
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Windowsの既知の脆弱性
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バージョン・得られたシステム情報より、未適用パッチを特定します。 |
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その他各種OSの既知の脆弱性
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バージョン情報より既知の脆弱性を特定します。 |
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悪意あるソフトウェア
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バックドアの調査
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バックドアの可能性が高い、非標準ポートで動作しているサービスを確認します。 |
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その他各種OSの既知の脆弱性
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P2Pソフトウェアが動作していないか確認します。 |
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ネットワーク機器の脆弱性
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各種ネットワーク機器の既知の脆弱性
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機器が特定できた場合、既知の脆弱性を確認します。 |
Penetration Testing
SynXの特徴
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部門長との面談にて、
身に付けたいスキルや希望のキャリアをヒアリング「技術力ではなく経験年数だけで評価される」「年功序列でキャリアアップできない」「どうしたら市場価値をあげられるかわからない」など、現在抱える不安も気軽に相談してください! -
理想のキャリアビジョンの
実現に最適な案件に
アサイン設計や要件定義へのステップアップやPL/PMへのキャリアアップなどを最短で叶えられるよう、サポートしていきます。 -
現場に入る前の
準備期間あり新しいプロジェクトに入る際には、必要な知識を効率的に学べるよう2週間程度の研修期間をご用意しています。心して現場に入れるだけでなく、何年目であっても新しい技術へ前向きにチャレンジをすることができます。 -
最先端技術に長けた
メンバーが多い当社は、アジアやイギリスなど多国籍な社員が在籍するグローバルな組織。「海外にはこんな技術がある」とか「最近リリースしたソフトウェアがすごい」など国内の情報だけでは拾いきれない情報も得ることができます。 -
技術やマネジメントを
学ぶ環境が充実スキルアップの研修や資格取得に向けての補助、手当の制度もしっかり整っています。
IoT Diagnosis
IoTデバイスへの脆弱性診断
ファームウェア解析(ソフトウェア解析)
ファームウェア(ソフトウェア)を逆アセンブリし、処理フローの解析などを行い、脆弱性の有無を評価します。
動的解析
通信経路のパケット傍受・改変やインタフェーステストを行い、サーバーサイドの脆弱性やBluetoothなどの通信規格の脆弱性を評価します。
Smart Contract Diagnostics
NFTアプリ・スマートコントラクトへの脆弱性診断
スマートコントラクト自体の脆弱性
ブロックチェーン上(オンチェーン)で実行されるスマートコントラクトに対する脆弱性診断です。SWC Registryなどの基準に応じてソースコードから診断します。診断環境にて実際の疑似攻撃まで実行することも可能です。
アプリケーション診断
オフチェーンのアプリケーション本体に対する脆弱性診断です。各NFTゲームやNFTアプリケーションの特性に合わせて、アイテムの購入やガチャ、データベースの更新などの機能において、サーバーサイドの脆弱性が存在するかどうかを診断します。
スマートコントラクト診断項目(一部抜粋)
•Re-Entrancy(リエントランシー)攻撃
スマートコントラクトが外部のスマートコントラクトを呼び出す際に、メモリの状態とプロセスを一時停止する仕様とfallback関数の呼び出しの仕組みを組み合わせた攻撃。Etherの無限引き出しに繋がる影響度の高い脆弱性。
•DoS with Failed Call
外部コントラクトを呼び出す際の例外処理が存在しないことなどに起因する、外部呼び出しのコントラクトを意図的に失敗させて無限ループを起こしDoS攻撃を引き起こす脆弱性。
•Integer Overflow and Underflow
バージョンの古いSolidityなどを使用することで発生する、数値のオーバーフローやアンダーフローに関する脆弱性。
•Self Destruct
selfdestructメソッドを実行することによって、コントラクトが所持している全Etherを送信し、requireやassertなどのGuard句を回避する脆弱性。
Scope of Vulnerability Assessment